看護師として仕事に取り組む上で、目的意識を持つことは重要です。
さらにその目的がどのようなものであるかによって、成功するか否かが左右されます。
適切な目的設定ができているかどうかを知るには、取り組んでいることが誰の役に立っているかを考えると良いでしょう。
例えば多くの収入が欲しいという目標を持っているとします。その場合、自分のために取り組んでいるのであり、その仕事を達成することで喜ぶのは自分自身になります。評価するのも自分であって、誰かから褒められることはありません。
実は、多くの収入が欲しいと取り組む人のモチベーションが続かない原因はここにあります。
人の評価を気にしない人であれば、自分の利益が目標でも構いません。しかし、人に評価されたいと願う場合には、そのための目的意識を持つ必要があるのです。
人の役に立つことを目的とすることで、成果を出せば満足感が得られ、モチベーションも高まります。人間には欲求の段階というものがありますが、生活することに安定感を感じているならば次の段階を目指すべきです。
つまり、人の役に立つことを目指すことで欲求は満たされます。さらに上の欲求が生まれたら、社会の役に立つような目的意識を持つ必要が生じます。
このように、自分の満足度を知ることで、目指すべき目標は自ずと定まります。そしてその満足度を感じた時に、人は成功を実感するものです。
仕事でやる気を失っている時は、それを意識してみる必要があります。なお、改めて自分の目的意識を設定し、その目的を達成するためのヒントは、こちらのページに紹介されています。